バナナブレッドのルール

こんにちは、

食べる事については得意なので、今日はその話です。

シドニーのカフェには必ずバナナブレッドがあります。そして、毎度、食べます。 サイズもだいたい決まっていて、縦横10センチ厚みは3センチから3.5センチといったところでしょうか。ブレッドと言うよりはバナナパウンドケーキの巨大版と言った方が近い。

オーダーするとトーストして粉砂糖振って、バターとナイフと一緒に出てくる。ナイフだけというのがはじめはフォークを忘れたと思ったけれど、どこもそうなので、「バター塗って、切って、つまんで食べろ」ということでしょう。

味もお決まりで、甘さはパウンドケーキに比べると少し控えめ。バナナのおかげでスポンジはしっとりとしていてねばりがある。トーストしてあるので表面だけサクサクしていて、これがたまらない。

この、どこにでもある定番に慣れたころ、はじめて行くカフェでいつもの様にバナナブレッドをお願いしたら、、思っていたのとちょっと違う。クルミやナッツ、レーズンが沢山入っていて、シナモンがよくきいている。こうなると美味しいんだけど、残念な気分になってしまう。バナナブレッドはバナナブレッドでないといけない。くらいに思ってしまう。

例外はあれ、この素朴なバナナブレッドにはルールのようなものがある。

人は、スタンダードになったものに対しては許容範囲が狭くなる。例えば日本のビールや缶コーヒーも同じで、外から見るとどれも狭い範囲での違いなんだけれど、それがスタンダードになっていてるからその狭い範囲を超えるとお客さんは拒否反応を示してしまう。だから、超えてしまうものは、はなから別のものにしてしまえば良いのかもしれない。

その点、パンケーキはお店によってだいぶ違う。比較的新ジャンルなんだろう。画像のお店に「パンケーキがおいしい」と友人に連れていってもらった。これはちょっと、全部食べれるかな、、と思ったのも束の間、ぺろっと食べてしまった。

 

Buffy & Mo のすごいパンケーキ

kosuke shimada / 嶋田 耕介

 

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