不思議なレタス

こんにちは、

今日、お客さんに連れられて、柏にある千葉大学の研究施設へ行ってきた。施設内の広い敷地には果樹園やビニルハウスが整然と並んでいる。その一番奥に目的のレタスの生産工場の入る施設は、あった。

入るまでに色々段取りがある、クツを履き替え、白い不織布のつなぎを着て、不織布のキャップとマスクをして、ビニールの手袋をする。仕上げはエアシャワーを浴びて、無菌状態の施設内にようやく入ることができる。

中では、レタス栽培の研究がされている。施設を案内頂いた方からは、特許のこと、生産のシステムのこと、レタスの品質の事などいろいろ伺った。残念ながら特許もあるので写真ではあまり紹介できない。研究を重ねて生み出されたレタスは、重量、比重、大きさ、形、味どれも理想に近い。しかも無農薬だ。当然、天候に左右される事はない。

この土と太陽のない肌寒いくらいの環境で、レタスはすくすくと育っている。

土と太陽がない。。。ここの光景は僕には過激に映った。美味しい野菜のイメージは土の中にある太陽をさんさんと浴びたというものがある。ただのイメージなのか、、、良いとか悪いではない。僕の中で消化するのに少し時間がかかりそうだ。しかし、研究はどんどん進んでいるし、今後は工場生産の野菜が当たり前になるかもしれない。僕が過激と感じたように、成績優秀な野菜を生産する植物工場の絵のインパクトは大きい。

規模が大きくなればなるほど、その工場は何か時代の変化を象徴するものになるかもしれない。

施設内に並ぶビニルハウス

施設内の果樹園、キウイがたくさんなっていた

頂いたレタス

kosuke shimada / 嶋田耕介

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