山の芝刈り

こんにちは、

10月になりました。東京も寒くなってきましたね。上の画像、板についているでしょう。

昨日は、半日をかけて蓼科でスタジオの周りの手入れをした。うっそうとしてきた下草や笹や小さなもみの木を刈り込んで風通しと日当りをよくした。もみの木はほうっておくと、目の前にある巨大なもみの木の子供がにょきにょきと生えてきてしまう。芝刈り機でブンブンいわせながら、刈り込んでいくのは気持ちがよくて気分転換になる。

今朝の蓼科はもう2℃。あと2週間もすると、木についている葉がほとんど落ちて、地面に10センチくらいの厚さで敷き詰められることになる。その後11月に入るともう雪だ。

先週来たときにも半日、この芝刈りをしたのだけれど、うっそうとしていて何処から手をつけてよいやら分からない状態からはじめ、前回はざっと刈った。一週間して見てみると、だんだん理想の完成図が見え始め、まだまだだな、となってくる。こんなことしていると芝刈りも終わらないので、今年は終わりにして、また次の春からだ。

これは、デザインをする時も同じだなと感じながら刈っていた。要素を減らしていくと、引き立つものはより引き立ってくる。山の場合それは30mくらいある大きな木になる。今はまだまだ脇役の岩や小さな木が残っている。そう考えると、山の森が完成図通りになるのはもうしばらくはかかりそうだ。

 

スタジオ前のアプローチ

”蓼科号”と芝刈り後

kosuke shimada / 嶋田耕介

 

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