Daiwa House

30代が現実的な一戸建てを買う、そんなモデルプラン。
都内にマンションを購入する感覚で、少し郊外に一戸建てを建てる、自動車2台の駐車スペース。四方から日の入る明るい家。インテリアもドリームプランではなく、工夫をしながら美しいものをなるべく置く。現実的な予算内のものを用いてデザインを行っています。
プロジェクトによせて
メーカー住宅にあるイメージ「規格」的なもの。工業製品としての完成度と安心感の裏に、自分らしいスタイルを少しあきらめる。そんなところがあったと思います。今回のプロジェクトは、実際の30代、40代のライフスタイルをマーケティング会社により調査し、住人を仮想的に設け、彼らの趣味、嗜好を妥協せずに掘り下げるという、気の長いものでした。
この建物に住むのは、3人家族、旦那さん、奥さん、4歳の女の子。キーワードには、コーヒー、料理、写真、花、お絵描きになど、アートや創作に関心のある家族像が挙ります。
大手ハウスメーカーによる家は工業製品と言ってしまっても良いでしょう。その枠の中で、どこまで自分らしい暮らしが実現できるのか。
そんな可能性を感じていただくことができる試みと信じています。
Role

Art Director

Client

Daiwa House

Date

2013-2014

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