kosuke shimada
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昨日のコーヒー話の続きでメルボルンの話。ここには空気の様に生活の中にカフェあることが、どこも賑わっている様子やお客さんの年齢層の広さから感じます。
こだわり様もすごくて、シアトルから来た最新のマシンを置いている店が多く、質に妥協がないことがわかる。
コーヒーは産地に特徴があることからワインやウイスキーに似ている。ただ違うのは煎り方といれ方で味が変わるのでマシンが大掛かりになり、いれる人も職人的な技術がいる。
マシンは温度管理を0.1度単位で行い、圧力も同様で、常に一定にするためにボイラーは抽出口それぞれに独立してある、他にも抽出時間の管理などロジックで味が良くなることは全部やるみたいな感じ。なので、見た目はシンプルで自宅にも置けそうくらいに見えるが、小ぶりなエスプレッソマシンでも消費電力は6000Wを超え、重量は100kgに近い。
訪れたあるカフェ。まるで実験室のようなフラスコやマシンが並びます。これだけでももう満足。そしてプレスコーヒーをCloverなる、これまた仕掛け満載のマシンでいれてもらう。その間も味の特徴やマシンの特徴を丁寧に教えてくれる。こうなると出来上がったものが、ただのコーヒーに思えなくなってくる。美味しくいただきました。
このプロセスの追求は、Hi-Fiオーディオの世界に近い。味も音も感性的なものなので誰かがゴールを据えて、そこを目指してロジカルで繊細な改良が延々と続くのだと思う。
このカフェのように気合いが入っている店ほど、お客さんも多い。メルボルンは舌が肥えています。
Clover のプレスコーヒーマシン チョコレートマフィンの様な抽出済みのコーヒー豆がエレベータで上がってくる。
以下はその他メルボルンで
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