のどかな調布飛行場

こんにちは、

今日はちょっとしたきっかけで、調布飛行場へ行った。都心から15kmしか離れていないこの場所に、飛行場だけでも11万坪あり、周辺は空港規制がありずっと開けた場所になっている。

いろいろな制約もあり、プロペラ機ばかりがならぶ駐機場と滑走路は、広すぎる運動公園の中にある飛行機のアトラクションのようだ。ここは移動のための空港というよりは飛ぶための空港だ。

僕が居た朝早くに来ていた人たちは、自分の飛行機で各地への飛行を楽しみにきていた。その出発前のワクワクとした感じが伝わってくる。

地上で生活をする生き物の75%以上は空を飛ぶ事ができる。とんびなんか見ていると風にのって遊んでいるから、ひとりでは飛べない人間にも、もともと空を飛ぶ事が楽しいという感覚は備わっているのかもしれない。

数百万円から数億円で販売されている飛行機を見ていると、飛行場の方がいろいろと教えてくれた。飛行機はエンジンを積み替え、整備をしながら40年でも50年でも使えるものだということや、セスナ機は1時間の飛行の燃料代は2万円くらいで、八丈島までそれで行ってしまえること、40時間の実習飛行で免許の受験資格を得る事ができることなど、目をキラキラさせながら一緒に空を飛びましょうという感じで話をしてくれた。

自動車よりも小さな飛行機がふわりふわりと飛び立って行く様子は、飛行機と言うよりは大きな鳥のように見えてきた。


kosuke shimada / 嶋田耕介

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