サウナ、秘密の効用


こんにちは、

東京から車で2時間半、雨の蓼科にやってきました。

東京も肌寒いくらいでしたので、ここはもう寒いです。こんな日はサウナに入りたくなる。と、ちょっと強引ですが、サウナの話。

シドニーへ滞在中も、珍しくサウナのあるホテルだったので毎日のようにサウナに行っていた。他にサウナに入る人はおらず、一人で冷たいシャワーと冷たいプールとサウナを行ったり来たりしていた。

一方、ヘルシンキでは多分100パーセントのホテルにサウナがある。こう言ったのはユースホステルにでさえサウナがあるからだ。70度から80度くらいの温めのサウナに長時間入るスタイルで熱々の日本のサウナとは少し違う。そんなことで、ヘルシンキの滞在では、ゆっくり入っておこうと中で本を読んでいたらノリが溶けてしまったのか、ページがパラパラととれてしまい、えらい思いをしたことがある。

サウナには秘密の効用がある。少なくとも僕には。それは、アイデアや色々な事をまとめてしまう魔法の箱のようなものだ。入るとはじめは熱くて汗がでて少し疲れる感じがあるけれど、身体をたまに冷やしながら何度か入っていると、急に置き去りにしていたアイデアが繋がったり、固まったり、段取りがきまったりする。しかし、いいアイデアはふっと出てふっと消えたりするので、これを捕まえておくのが大変だ。

以前はシャワーで少しそんな効用があるなと思っていて、シャワーを浴びている間にアイデアをまとめる事が多かった。それを濃縮して時間を長くしたのがサウナだと今では思っている。

これは、血管の収縮で頭に血が集まるタイミングがあるのかなと、勝手な想像をしているけれど、どうなんだろう。詳しい人に今度聞いてみよう。

 

 

 

 

kosuke shimada / 嶋田耕介

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