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kosuke shimada | 2011/08/09 | no comments
オーストラリアには、日本ではあまり知られていないHOLDENという自動車メーカーがあります。それもトヨタに続いてシェアが2位というところがすごい。
GM傘下ということで、シボレーやオペルの豪州仕様として多くのラインアップはカバーされている。Aセグメントと呼ばれる小型車からSUVまでフルラインアップしている。
その中で大型セダンのコモドアシリーズは、開発に10億ドル以上がけられた完全な国内開発•国内生産車種で、最もオーストラリアらしいスタイリングをしている。
その特徴はベーシックなモデルでもフェンダー(泥よけ)がはり出していてメルセデスベンツのAMGやBMWのMシリーズのようなスポーツセダンのスタイリングになっている。地面からウィンドウまでの腰が高く、結果ウィンドウが後ろに行くほど縦方向に短くなっていて、後部座席や後方の視界よりデザインを優先させていることが分かる。プロダクトアウトしたものが、カーデザイナーがスケッチで描くようなデザインに近くなっている。
また、このモデルをベースにしたUte(ユート)は、ピックアップトラックで独特の車種で、他の国ではなかなか見る事ができない。使い勝手が良いとは思わないけれど、クルーザーの様なスタイリングのバランスの良さは理解できる。
広い国土とビーチ文化から、あまりサイズに制約されない自由なスタイリングが生まれているんだと思う。日本だとちょっとやんちゃな車に見えそうだけど、このコモドアシリーズは過去10年以上、ずっとベストセラーだと言うからこの国の好みを反映しているんだろう。
HOLDEN Ute